基礎知識
ここではバスケットに関する基礎知識を紹介するページです。ぜひ、試合の中でルールを覚えていきながら参考にしていただければと思います。
「トラベリング」
 ドリブルをせずにボールを持ったまま3歩以上歩く行為。相手チームのサイドラインからのスローインとなります。慣れてくるとあまり取られることがありませんが、初心者の方はよくするバイオレーション。ピポットをしっかりできるようになることが必要。
日常会話での例
 「彼の彼女へのプロポーズはトラベリングだったようだ。」
間違った使い方
 「先月ベトナムへトラベリングしてきた。」
「アウトオブバウンズ」
ボールがラインの外に出ること、。また、ラインの外の部分に足をついている場合、もしくはラインの外側を踏んでいる状態で飛んでいるときにボールを触ってもアウトオブバウンズとなる。その際、相手のその場所からのスローインとなる。
日常会話での例
 「彼女の思いは、すでに冷めていた。彼の告白はアウトオブバウンズだったようだ。」
間違った使い方
 「君の父親が結婚に反対するなら、二人でアウトオブバウンズしよう!!」
「バックパス」
オフェンスが一度センターラインを越えた場合にもう一度、バックコートに戻っていく行為。パスを受け取る時には、オフェンスのコートにいてジャンプをして、ディフェンスのコートに着地した場合もバックパスになる。ディフェンスからすると、ボールを持っている人がセンターラインを越えてくると後ろ側には行けないので、追い詰めるチャンスとなる。センターラインを越えてすぐにダブルチームへ行く、トラップディフェンスも行われる。
日常会話での例
 「彼女に1年前告白されたが、そのときは断った。しかし、好きになっていた彼は一年後告白したが、彼女に振られてしまった。彼は、バックパスをしてしまった。」
間違った使い方
 「彼は、忙しかったが、また仕事を頼まれた。彼は、疲れ果てていて下請けにバックパスした。」
「ダブルドリブル」
ドリブルを一度して、両手でボールを持つ、もしくは片手でもボールをつくことを辞めてしまったにもかかわらずもう一度ドリブルをする行為。ほとんどの場合には見られることはないが、一度ドリブルをやめてしまうと、動きがとれずに囲まれてボールを取られるという状況が生まれてくるのはこの反則とトラベリングがあるからである。
日常会話での例
 「彼は二股をかけていた。しかし、そのことが彼女にばれたとき、彼はどちらも手放したくないと思い、ダブルドリブルをした。結局彼は二人からふられてしまった。」
間違った使い方
 「彼は彼女の顔でもなく、性格でもなく、ダブルドリブルにひかれたのである。」
「3秒ルール(3秒バイオレーション)」
オフェンスがフリースローのところの台形の中に3秒以上とどまってはいけないと言うルール。時々取られる。いきなり笛を吹かれて何故吹かれたのか分からない変な空気になる反則。センタープレイヤーは良く取られるが、一度も取られたことが無いように思える。
日常会話での例
 「彼女から大切な話があると呼ばれた。二人きりになっていやな予感がしたので、彼女が話し始めると同時に3秒ルールでキスをした。きっとこれで考え直してくれると思ったが、ビンタされた。」
間違った使い方
 「彼は生粋のストーカーであるが、彼女に無言電話をしたときには3秒ルールでしっかりきるようにしているので、ストーカーではないと言うことが証明された。」
「24秒ルール(24秒バイオレーション)」
オフェンスは自分のボールになった後、24秒以内にシュート(正確にはボールをリングに当てる)しなければならないと言うルール。かつては30秒であったが、改変され24秒となった。普段しっかりしたオフィシャルタイマー(デジタルの公式で使われるタイマー)で無ければ図ることは難しい。ファウルをされるとタイマーは16秒に戻される。
日常会話での例
 「彼女は彼といるだけで、一日が24秒に感じた。」
間違った使い方
 「彼女の彼との結婚生活は24秒だった.」
「8秒ルール」
オフェンスは、ボールを8秒以内にフロントコート(シュートする半面のコート)に運ばなければならないと言うルール。かつては10秒であったが24秒ルールが採用されて8秒となった。オールコートマンツーのときに良く取られる。湘北が山王のオールコートディフェンスで取られてしまったのも、なんとも懐かしい。
日常会話での例
 「彼は彼女のことを全く好きでは無かったが、魔が差して8秒間だけすきになってしまった。そのことを教授に話すと、教授はそれを8秒ルールとして学会に発表していた。」
間違った使い方
 「彼は8秒間だけ透明人間になれる能力を手に入れた。8秒すると警察に捕まっていた。」
5秒ルール」
スローイングする際、審判からボールを渡されて5秒以内にコート内にボールを入れなければならないルール。ディフェンスがきつい時におかしやすいバイオレーション。ほとんど見られることのないバイオレーションであるが、一瞬にして相手ボールになってしまい、落胆は非常に大きい。
日常会話での例
 「彼は5秒だけ理性を失った。そして、人生を失った。」
間違った使い方
 「彼と彼女は出会って5秒で結婚を想像するほどの相性の良さだ。」